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縄文の丘 中山そば振興会

松本市中山地区は山際の農地が多く、

農業に従事する人も高齢化が進み

それと共に荒廃していく農地が増え、

田畑だった場所が樹木や雑草で生い茂っていく。

 

そのような場所を、地域の有志が借り受け、

木を伐り、根っこをこぎ取り、畑に戻す作業を続けた。

​そして蕎麦を栽培していく作業を行ってきた。​

 松本市中山地区で平成九年より休耕農地を中心に

蕎麦の栽培を続けてきた縄文の丘中山そば振興会は

​2010年長野県主催の遊休農地シンポジウムにおいで県知事賞を受賞した。

当初は4~5haで始めた農地は

2010年時には、18haまで増えており、

地道な活動が評価されたものである。

2016年現在、約25haで夏そば、秋そばを栽培し、麦の刈り取り後の

そば栽培などで、延べ70haを超える栽培規模となっている。

そば振興会がつくる蕎麦は、その風味の良さで県内外に多くのファンがいる。

​五月中旬に種蒔きをし、七月~八月にかけては

白い蕎麦の花畑が中山地区のいたるところで見られる。

​1997年 縄文の丘中山そば振興会(活動開始)

2010年 長野県主催 遊休農地シンポジウムにて県知事賞受賞

2011年 農事組合として法人化

       宮城県南三陸町歌津の仮設商店街「伊里前福幸商店街」にて復興支援活動

2012年 中山地区埴原南公民館にて、第1回そば祭り開催

​蕎麦の栽培から始まった活動は、蕎麦のみに終わらずに

中山地区独自の商品として独特の粘りをもつ長いもや、

幻のもち米と言われた、明神もちの復活なども行い

更なる販路拡大を図ることで、中山地域の活性化を推進している。

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